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■作品名
s house
■用途
別荘・週末住宅
■構造・構法
1F:RC造,2F:木造在来工法
■特徴
うねりながら連続する帯状の壁を構造体として組み立てることにより,避暑地特有の変化の大きい外部環境と内部空間の関係を,望まない時期には分断し,好ましい時期には連続する状態にしている.キッチン・浴室・トイレ・階段室・各種収納などの諸機能は,この壁の厚みの中に梱包されており,居間や寝室,鉄平石敷きの半屋外空間は,うねる壁に抱き込まれるようなかたちでゆったりと確保されている.また,居間南側の大開口には透光性のスクリーンが備えられており,太陽光が差し込むと赤く柔らかい光で空間が満たされる.