ウォールシステムは、住むための空間(メインスボックス)の周りに、必要に応じて周辺環境から建物を守るための壁(サポートウォール)建てるとともに、その壁を建てたことで下部は駐車場や居室として、上部はテラスとして使用が可能となるような設計手法です。 この設計手法により、クライアントは次の3つのメリットが得られます。
住空間とそれをサポートする壁をを四角い箱・または矩形の面状の形態で構成することで、どのような敷地にも対応できるプランニングを可能としました。もちろんクライアントの要望に細かく対応ができるオーダーメイドな設計も可能です。
単純な形態なので、施工を容易にし、構造的にも安定感のある構造体をかたちづくることが可能です。また単純な形態による、施工の容易さと、材料の有効利用により、コストダウンにつながります。
住宅等が密集した敷地にあってもサポートウォールという壁を建てることにより、周辺環境との間に障壁を設けることができ、快適な住環境を創ることができます。